nishinです。
今回はメールなど文章を入力している途中で、
英語やローマ字を入力変換したい時に使える早業です。
いちいち「全角・半角」切り替えをするのがめんどくさいなーと
思っているあなたにも必見です。
(別記事でカタカナ編、文章入力編もあります)
初心者 | 4 |
効率化 | 3 |
難しさ | 2 |
英語・ローマ字一発変換のショートカットは「F9」「F10」を使用
キーボードの上の「F」から始まるキーが、「ファンクションキー」と呼ばれます。
入力後手っ取り早く英語・ローマ字に切り替える方法はいくつかありますが、
まずファンクションキーを使うのが便利です。
F9(全角)nishin
F10(半角)nishin
スペースキー変換で英語・ローマ字に変換できない!?
パソコンで文字を入力していて、英語・ローマ字に変換したいのに
スペースキーを押し続けても、なかなか変換したい文字が出てこなくて困ることありませんか?
例えば会社名が英語やローマ字の場合、スペースキーを変換しても変換候補が出てこなくて
日本語入力をオフにして入力し、入力後またオンする。
という方法を使っていませんか?
なぜスペースキー変換で、自分が思った通りの英語やローマ字が変換できないのかというと
「WindowsパソコンのIME(正確には日本語に変換してくれるアプリのようなもの)が、
変換したいと思っている英語やローマ字を知らないから」です。
英語・ローマ字に変換する方法3つ
- 根気よくパソコンに教えてあげる(詳しくは文章入力編にて)
- 一発変換のファンクションキーを使う
- あらかじめ変換しやすいように設定しておく
さて、どれがいいでしょう?
一発変換をしないと、時間がない
私はインストラクター時代、タイピングの試験講座を担当していました。
当時は「日商ワープロ検定」と呼ばれ、ビジネス文章のタイピング問題があり限られた時間で、たくさんの文字を入力する必要がありました。
(現在は「日商PC 文書作成」と名称変更され、タイピング科目はなくなりました)
2級になると10分間で500文字の入力が必要です。
試験問題なので、英単語やローマ字がよく含まれていました。
試験時はどのパソコンに当たるかわかりません。
また入力したことがない文字を入力することになるので、
根気よくパソコンに、変換の文字を教えてあげることは難しいです。
あらかじめ設定しておくというのも、逆に時間がかかってしまいます。
試験では、「一発変換のファンクションキーを使う」しかありえませんでした。
試験で使える手法というのは、確実に時短技になります。
外来語ではない文字は スペースキー変換で英単語やローマ字変換候補に出てきません
ローマ字表記の会社名だと、スペースキーで変換はしてくれません。
例えば会社名が
「株式会社KATAKANAYA」だったとします。
パソコンはまさかあなたの会社名がローマ字だから、
ローマ字に変換してあげようかな・・・そこまで気をまわしてくれません。
私のこのパソコンは何度も「KATAKANAYA」と変換しているので、このようにパソコンに根気よく教え続けると、そのうち一発で変換してくれるようになります。
(詳しくは「文章入力編」にて)
もともと英語でもない・ローマ字はない日本語単語は
スペースキー変換では、変換できないことが多いです。
正直、
スペースキー変換でがんばっても変換できない文字は、がんばる時間が無駄です。
F9もしくはF10でサクッとカタカナに変換しましょう。
【実践1】ローマ字や英語を大文字全角入力したい時は「F9」2回で変換
英語やローマ字の大文字を入力する時は、「Shift」キーを押していますか?
「Shift」のように、頭文字だけ大文字入力する時は「Shift」キーでOKです。
「Shift」キーを押すと、左手の指が大きくホームポジションから離れます。
頭文字一文字だけだったらいいのですが、
何文字もとなると指がキーボードから離れっぱなしで
もやはタッチタイピングどころではありません。
「F9」の場合は、右手の指がまだ戻れる位置ですし、離れる回数が1回で済みます。
「Caps」キーを使ってもいいんですけどね、
戻すときにまた左手がホームポジションから離れますよね。
「かたかな」と入力→「F10」を2回押す変換すると、3秒くらいで全ての文字が半角になりました。
【実践2】数字を半角入力したい時も「F10」で変換
文章を入力していて、お金などの数字は半角の方が見やすいですし
間延びしなくて不格好になりません。
数字をそのまま入力し、「F10」を押すと一発で半角になるので楽です。
¥123,456
と入力したい時は
¥123,456
と記号も入力して、一度に半角に変換してしまいましょう。
スペースキー変換だと「¥」だけが全角になり、変換後の文字を目視で確認して5秒
「F10」変換すると、たった1秒で全ての文字が半角になりました。
何度もこのブログに書いていますが、パソコンの時短を妨げるのは
- 指がキーボードから離れる時
- 手がマウスから離れる時
これを防ぐことにより、パソコン操作の無駄な時間が少なくなります。
ファンクションキー以外の変換時短設定
【設定】スペースキー変換でローマ字を変換候補にする
ローマ字入力を頻繁にする場合は、ローマ字を変換候補に出てくるようにします。
- タスクバーの「あ」の文字を右クリック(IMEのオプション)→プロパティ
- 「詳細設定」クリック
- 「変換」タブに切り替え、「ローマ字」にチェックを入れる→OK
これでスペースキー変換で、候補の中にローマ字可されてた文字が出てきます。
【設定】数字入力の時に、テンキーからの入力は必ず半角にする
- タスクバーの「あ」の文字を右クリック(IMEのオプション)→プロパティ
- 「詳細設定」クリック
- 「変換」タブに切り替え、「入力設定」の箇所の「テンキーからの入力」で「常に半角」を設定
これで、全角入力したい時はキーボード上部にある数字のキーから。
半角入力したい時は、テンキーから。
と、使い分けができて迷うことはありません。
ファンクションキーはなんとなく押してもOK!
ファンクションキーは、だいたいの予測で押してもOK!
どのファンクションキーがカタカナ変換だったけな?と
迷って、結局スペースキー変換をしてしまうのはやめましょう。いつまでたっても覚えられません。
うろ覚えでも、これかな?程度でファンクションキーを押してください。
もし間違えたら?再度正しいと思われるファンクションキーを押すだけです。
半角英数に変換したい
↓
「F9」を押すが、こっちは全角だったことがわかった
↓
「F10」を押し直す
これでいいんです。
そのうち覚えますw
どのキーか覚えていないからスペースキー変換をしてしまうことが、
よっぽど非効率です。
変換を効率よくすることは、パソコン時短技の要
パソコンを使っていて、
最も時間がかかるのが文字入力と変換です。
文字入力は、タイピングの練習が必要ですが変換は時短技を知ってれば、効率よく変換できて誤変換が少なくなります。
また、変換候補から変換したい文字を探す時間も省けます。
一度に全部覚える必要はありませんので、
使う機会を増やして、体で覚えていきましょう。
ファンクションキーがないと、不便と感じるようになりますよ!